【閲覧注意※画像あり】飲食店の闇~アトピー性皮膚炎患者は手にぽつぽつと吹き出物ができたら気をつけよう~
どうも松本です。
皆さんは飲食店でアルバイトしたことはありますか?
私は高校時代に3年間飲食店でアルバイトをした経験があります。
その時に私に起こった悲劇をお話しようと思います。
※気持ち悪くなってしまう方は画像を飛ばしてください。
悲劇までの流れ
私はもともと皮膚が弱く、アトピー性皮膚炎という病気を患っております。
この病気は、かなりの人数が発症しており、日本では約45万人ほどいると言われています。
そんな私は、洗剤等を直に触るととても手荒れしてしまいます。
私が働いていた飲食店は基本、2.3人体制で勤務していました。
1人がキッチン、あと1人·2人がホールといった勤務体制でした。
基本的にホールの人が食器などを洗いながら接客していました。
最初はホールから仕事を学び、少しずつ覚えていってベテランになってきたらキッチンに移動する風習があり、私も最初はホールからスタートしました。
しばらくアトピーが発症していなかったため、すっかり自分が肌が弱いことを忘れていました。
初めてのアルバイトでやる気に満ち満ちていました。
しかし、直ぐに症状はあらわれます。
ひと月もすると徐々に乾燥が目立っていき、赤くなっていきました。
そこからは指がかゆい状態がしばしばありました。
しかし、皿洗いだけだったのでそこまで慢性的なものではなく次のバイトの日までには痒さも忘れていました。
というのも痒くなるためにビニールの薄い手袋をしていました。
この時はその対処で十分でした。
そこから1年が過ぎ、キッチンに人が足りなくなったということでかなりの抜擢で私がキッチンに行くことになりました。
キッチンはとてもやることが多く、かなりの覚える量でした。
しかし、皿洗いはホールの仕事なので「皿洗いしなくて済むからラッキー」って思っていました。
しかし、ここが大きな落とし穴でした。
確かに皿洗いはしなくて済むのですが、私のバイト先はうどんも扱っていたので茹でたゆどんをすばやく水に入れる作業がありました。
これが常に手を湿らせることになります。
また、仕込み等をしなくてはならないため手に食品のつゆや醤油などが付着する機会が増えました。
そこから一気に痒みは加速していきました。
そーこーしているうちに私も気づけば一年半ほど働いていて、それなりに仕事もできるようになっていました。
新人と一緒にシフトを入れられる機会が多くなり、
新人君が間に合わなそうな時はホールの皿洗いなど、手伝えそうなことはなんでもやってあげていました。
また、今あるかはわかりませんが、ワンオペを任せられるようになりました。
ワンオペとはホールとキッチンを両方やることです。つまりその時間は1人で1店舗を回さなければいけません。
私がワンオペをしている時にとてもよく混んでしまうため、常に動きっぱなし、手が水で濡れっぱなし、醤油やタレかかりまくり。
という最悪な状況で仕事をする機会が増えました。
こんなことを繰り返し痒みが加速しまくり、
一時的な痒みだったものが気づけば慢性的なものになっていました。
悲劇到来
そんな激務をこなしている時ついに手に異変が起こりました。
白いプツプツができるようになってきました。
それがあらわれ初めてから、指を捻ったり、摩擦を増やし痒みを飛ばすという荒業を使うようになりました。
痒すぎて寝つけず、寝ても痒すぎて起きてしまうということもしょっちゅう起こるようになりました。
かいているうちに指から体液のようなものが出てくるようになりました。
どんどん痒くなっていく指、そしてその体液からとびひしたかのように隣の指、隣の指へとうつっていきます。
そしてかきすぎて指の皮が向けまくっていた頃、朝起きると指が恐ろしい姿になっていました。
通常の指から
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こんな感じに。。。。
これは少し落ち着いたときに撮ったものですが発症当時はもっとひどかった。
ほんと見るに堪えない状態になっていました。
通常の指から一回り、二回り太くなり膿が広がっていました。
また指を曲げると皮膚が破け、たまった膿が出てきました。
この時の衝撃は今も鮮明に覚えています。
この指になってから『性病だろ! 』とかめちゃくちゃバカにされてました。
そこから二・三日、自分なりに対処し全く効果が無いため病院に行きました。
診断結果は「溶連菌感染症」
とのことでした。
それからは布の手袋をしてなるべく手を清潔に保つことを心がけました。
布手袋は清潔さを守るために重要だと言われました。
『 同じ布手袋をしていると不衛生になってしまう。』と先生に言われたため使い捨てのものを購入していました。
Amazonで安く売ってます。
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また手の乾燥もよくないと言っていたので保湿もしっかりとしました。
濡れてもダメ、乾燥してもダメ、繊細すぎるだろ。。。
ちなみに、保湿にはバセリンというものを使っていました。
かなり保湿力あるので、手荒れされる方は使ってみて下さい。
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しばらくすると次第にかゆみも和らぎ腫れも収まっていきました。
飲食店で働く皆さんへ
飲食店勤務で手をぬらさないというのは不可能です。
ですが、手荒れがこのような悲劇を招くということは頭に入れておいてほしいです。
きちんと手は清潔にして、荒れがひどくなってきたら休むか、すぐ病院に駆け込む事が大事です。
特にアトピー性皮膚炎を持っている人は乾燥や衛生面にかなり左右されるので、飲食店はあまりおすすめしません!
ホールのみ!皿洗い一切なし!であればいいかもしれませんが食べ残したタレなんかも要注意です。
あんな手だと異性と手もつなげません。。。
これから飲食店でアルバイト・勤務されるかたはくれぐれもご注意下さいね。